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「誇れる吹田」を次世代へ

予備自衛官訓練@伊丹駐屯地

活動報告

今日から3日間、伊丹駐屯地で訓練をしています。
予備自衛官って何?と聞かれることも東日本大震災以降は減ってきましたが、

私たちの主な任務は、現職自衛官が防衛招集や災害招集に出動した後の駐屯地警備や災害救助などになります。

その数約4万人で、現職の自衛官は約22万人です。

因みにウクライナは人口は約4300万人で日本の予備自衛官にあたる予備役が約90万人、現職26万人。ロシアは予備約200万人で現職が90万人といわれています。

予備だけでなく、常備の軍隊(常備自衛官数)で比較しても、日本は人口比の数が突出して低い国になります。(防衛費も)

地政学的リスクが違うので、単純比較はできませんが余りに心許ない状況です。

「汝平和を欲さば、戦への備えをせよ」

私もよく引用する有名な格言ですが、
戦争が起きないことを願っても、憲法9条 があっても戦争は起きます。

だからこそ、日頃から備えなければなりません。

ブタベスト覚書を締結していても、ロシアはウクライナを侵略した。

大統領が「国外逃亡」したアフガニスタンをアメリカは助けなかった。

亡命を促されたウクライナ大統領が国内で戦う決意をすることで、国際世論が変わった。

厳しい国際社会の現実が、我々に様々な教訓を与えてくれます。

「自分の国は、まず自分達で守る」
「同盟への過度な過信や依存は禁物」

普段は吹田のことばかり考えていますが、予備自衛官の訓練に来ると、こういう当たり前のことを再認識させていただきます。

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